【発達障害】タブレット学習にした訳

発達障害
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発達障害発覚から約3年後、メインをタブレット学習に切り替えました

わが家の子ども達は、幼稚園の頃からベネッセの【こどもちゃれんじ】にお世話になっていました。

そのまま小学校入学と同時に、【進研ゼミ小学講座】を受講しました。

発達障害児の自宅学習

わが家の長男の場合、通常学級に入学したので、学習云々よりも学校生活に慣れる事や、学校で上手く過ごせるようになることの方が大切でした。

特に小さい頃は、一斉授業で行われるような授業に納得できない事も多く、宿題もやったりやらなかったり。
私自身も計算カードの読み上げにタイムを計る宿題に納得していなかったからかもしれませんが、長男も乗り気ではなかったので、宿題も一苦労でした。

気に入らない宿題はそもそも持って帰ってこない事も…。

最初のうちは、学校に取りに行ったりもしていましたが、私自身も学校というシステムに慣れ、また長男の気持ちも尊重し、そんなに負担であるならやらなくていいやと思い、学校の先生とも相談し、どうしてもできない場合は宿題を減らしてもらう事になりました。

わがままでも怠け者でもない

この事実だけ見ると、わがままな子どもだとか、怠け者の子どもだとか思われそうですし、実際、そう思っている人も居たんじゃないかなと思います。

しかし、やらない事は理由があり、納得していればやるべき事をやっていたので、多少の不安を抱えつつも長男の気持ちを尊重していました。

納得できない事

  • ひらがなやカタカナは書けるのに、練習する事。
  • 漢字も何度も書く事。
  • 計算カードを毎日読み上げる事。
  • 1年生の最初の授業は新しいことも少なく、興味がわかない事。
  • 興味が無いのに、45分間席に座ってなければならない事。

納得できる事

  • 進研ゼミ小学講座で新しく学ぶ事。
  • 楽しく学べる工夫がある事
  • 工作や絵など、創り出す図工の授業。

正直なところ、低学年のうちは将来に対する見通しなどもできるはずもなく、本人の経験もなく、納得できる事の方が少なかったように思います。

それでも進研ゼミのテキストは必ずやっていたので、勉強したい気持ちはあったのだろうと思います。

転機

小学校3年生になると、『生活』という教科が本格的に『理科』と『社会』になります。

特に理科は、実験など実際に経験して学ぶ事も多く、視覚的な要素が重要だと思いましたので、当時進研ゼミから新しく出たタブレット学習のコースに変更することを考え始めます。

実際にベネッセのサイトに理科の講座内容が紹介されていたのを拝見し、動く映像で学習できる強みを感じました。

iPadを利用できる教材にすることも考えましたが、iPadだと動画やゲームも自由にできてしまうので、学習専用のタブレットの方が良いなと考えた結果、チャレンジタッチへ変更することになりました。

当時、ジャストシステムのスマイルゼミも検討しましたが、専用タブレットでご褒美をもらえなくても良いかなと…。

スマイルゼミは☆を集めるとご褒美アプリで遊べたりするようですが、チャレンジタッチの努力賞の方がわが家には合っていたようです。
勉強が終わった後は、DSでもWiiUでもスマホでも好きに遊ぶことができるので…。

落とし穴はありましたが続けています

長男を始め、わが家の子ども達にとっての落とし穴は、タブレット学習全般に言える事かと思いますが、漢字などの文字判定が厳しいところです。

2020年度からチャレンジタッチでは、文字の採点に関して「やさしい」という文字判定モードが選べるようになったので、それと同時に始めた次男は少し恵まれていますが、書き順判定などもあるので、「形が合ってれば〇でいいよね。」という発達障害児親子には若干厳しいところもあります。

ですが、自己肯定感や自己効力感が育ってくると、徐々に×が付いても大丈夫になってくれました。

とはいえ、長男が小学校3年生や4年生の頃はまだまだ情緒不安定だったので、正直なところ、チャレンジタッチの専用タブレットも割れましたし、WiiUのゲームパッドも割れました。
3DSのヒンジ部分もヒビが入り最終的に割れて修理に出されてます。

今も間違えて全然平気とはいかないでしょうが、「失敗は成功の元」という事もわかり、昔のように荒れて荒れて大変という事は一切ないです。

今大変なのは次男です

次男は今まさに間違えたら大ショックで、宿題もチャレンジタッチもずっとそばで見ています。

採点をする前に全部チェックし、花丸が取れるようにしています。

病院から、「お母さんが先生にならないように、答えは教えてあげていい。」と言われているので、変にヒントを与えず、ずばり答えを教えてしまいますが、たまに、分かっているけど自信がないから分からないと言っている事もあり、「それは言わなくて良かった。」と泣かれたりします。

本当に面倒ですが、次男には今こういう期間が必要なんだと思って耐えています。

まとめ

タブレット学習は勝手に丸付けをしてくれるので、保護者の負担も減ります。
紙のテキストだと丸付けが終わらないと子どもが間違いに気付けないという事がありますが、タブレット学習では、その場で間違いが分かり、間違った問題だけ解きなおしをさせてくれます。

チャレンジタッチはメインレッスンが終わると「きみ専用まとめ問題」などもあり、よくできる子は、さらに発展的な問題に取り組むこともできます。

また、発達障害のわが家の子ども達には、視覚優位を利用して学ぶという事ができるので、より分かりやすいようです。

ちなみに、わが家の子ども達は小学講座は1日2レッスンで10分~20分程度、中学講座は2講座2演習で20分~30分程度かかっています。
これを少ないとみるか、丁度良いととるかは各家庭によるかと思います。
個人的には中学生くらいから定期テストで弱点を見つけて、

学校の宿題 + チャレンジタッチ + 補助学習

というように、タブレット学習で全て補うよりは、小学生のうちは家庭学習の習慣付けくらいに考えています。

中学講座では定期テスト対策などの紙テキストも届きますので、それも上手く活用できるとよいのではないでしょうか。

それと、進研ゼミのまなびライブラリーが良かったのでおすすめします。
懐かしの良本はもちろん、図書室で人気の『5分後~』シリーズなども読めます。
専用タブレットはもちろん、PCやスマホ、タブレットでも読めます。



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