愛着障害なのか、発達障害なのか、特徴は似ていても大きく違います

ASDの特性
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愛着障害の心理学的な一面と医学的な一面

個人的にはa自分は愛着障害であると思っています。

愛着障害とはどういう特徴をもつのでしょうか

大阪府立大学の伊藤教授のPDF資料によりますと、以下のように書かれています。

愛着に問題のある子どもの言動の特徴

  • 理由もなく怯えたり、落ち込んだり、イライラしたりする
  • 思わぬところで怒りが噴きだし、爆発する
  • よく眠れなかったり、食欲がなかったりする
  • 身体が平均より小さい(体重が軽い、身長が小さい)
  • 風邪をひきやすい、胃腸が弱いなど、体調を崩しがち
  • 発達障害のある子どもに似た言動をする場合がある(言葉が出ない、常同行動、多動、片づけられない、危険な行動に出る、モノに執着する、季節感に合わない服を着たがるなど)
  • 自分を傷つけるような行動に出る場合がある(頭を壁に打ちつける、身体をかきむしる、髪を抜く、爪をかじるなど)
  • モノや人を噛んだり叩いたりする
  • 大人の反応を試すような行動に出る(わざと悪いことをする、痛みを大げさにアピールするなど)
  • 嘘をつく、謝れない
  • 自己評価が低い(挑戦したがらない、失敗するとパニックを起こす、「どうせ私なんて」などの言葉が多い)

出典:伊藤嘉余子,保護者への理解と支援~子どもを尊重した子育てをどう育むか~

愛着障害(アタッチメント障害)

愛着障害(アタッチメント障害)とは、養育者との愛着関係が何らかの理由で形成されず、子どもの情緒や社会性の発達に問題が生じる状態です。

虐待された子どもには上記のような特徴があることで、生きづらさや人間関係構築の困難さを感じています。

精神疾患の診断基準であるDSM-5(精神障害の診断・統計マニュアル第5版)にも、反応性アタッチメント障害・抑制型対人交流障害として記載があります。
またICD-11(国際疾病分類第11版)にも、ストレス関連症群に記載があります。

しかし、DSM-5やICD-11では、身体的虐待やネグレクトなど、明らかに虐待があることが必須になっていますが、精神的な虐待や過干渉などでも適切な愛着関係は築けません。

このように記載があるとはいえ医学的に診断される愛着障害は限定的で、診断されることは稀なようです。

これって発達障害と一緒では?

特徴のなかに、発達障害のある子どもと似た言動とありますが、それ以外にも、自傷行為であったり他害であったり、一見すると発達障害児と区別がつきにくいので、その診断は慎重になるようです。

私自身、発達障害児を育てながら、自分との類似点が多いなあと感じる事が多々あります。

大人の反応を試したり、失敗を極端に恐れたり、自己肯定感が育ちにくかったり…。

小さい頃は判断はかなり難しいと思います。
だからこそ、病院での発達検査では親の言動も重要になってくるのだと思います。

ある程度成長すると、親と良好な関係が築けている子は、発達の凸凹があっても自分の特性として理解できますし、また親が良き相談相手になったりします。

しかし、愛着障害の子どもはいつまでも親に心を開く事はありません。

まとめ

小さい頃の愛着障害と発達障害は、判断が非常に難しいと思います。

しかし、ACの自分がいつまでも親を恐れていたにも関わらず、発達障害と診断された長男は自分の特性を受容しつつ、親である私に対して恐怖するような事はなく、年相応に相談したり、文句を言ってきたりします。

言いたいことが言える、当たり前の親子関係が築ける築けないかが、大きな違いになってくるように思います。

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