一人っ子だからって甘やかされた訳ではない
私は一人っ子です。
正確には、母は私が小学校３年生の時に妊娠しましたが、早期胎盤剥離により死産でした。
もし妹が居たら、何か変わったかもしれないと何度も思った事がありました。
一人っ子のメリット・デメリット
一人っ子だというと、良く「甘やかされて育ったんだね。」と言われ、非常に不本意な思いをすることが多々あります。
一般的な一人っ子はそんなに幸せ者なのかと、正直驚きます。
一人っ子のメリット
正直、良かった事って何だろう？と考えてしまいうくらいですが…。
強いて言うなら、洋服のお下がりは無かった事でしょうか。
兄弟が居ないので、兄弟と比較されないという事も、一応メリットの一つかもしれましれません。
一人っ子のデメリット
デメリットはたくさんあります。
- 両親からのプレッシャーを一人で背負わないといけない。
- 両親の価値観の全てを押し付けられる。
- 家を出たことをいつまでも責められる。
- 育児にかかったお金をいつまでも恩に着せられる。
- 常に八つ当たりの矛先を向けられる。
- 両親の夫婦げんかや嫁姑問題にいつも気を使わなければならない。
大まかにこのような感じですが、それぞれに色々なエピソードがあります。
蝶よ花よとは程遠い
母からは、
「いつもお前の事を考えていた。」
とよく聞かされていたので、子どもの頃はそうなんだと信じていました。
実際に、自分が親になってみると、自分に都合よく考えてただけなんだろうという事が分かります。
初めての下着
当時、私は初潮も早く、少しふくよかな体つきだったこともあり、胸の発育が良かったのですが、初めて買ってもらったブラはＣカップでした。
私自身も無頓着で、それまでTシャツ１枚で登校するなんて事もありました。
「それはやばいよ。」
と友達に言われて気付き、それを伝えて買ってもらいました。
性的な被害に合わなかっただけマシだと思っていますが、自分の娘にはこういう思いはさせたくないと心底思っています。
まとめ
ACの一人っ子は負担も大きいので、メリットよりもデメリットの方が大きく感じます。
また、うちの親の場合のように、世間体が何よりも大事な親は、あからさまなネグレクトはありませんが、理想の子ども像を追い求める傾向も強く、子どもを親の支配下に置きたがります。
自分の間違いを認めたがらず、子どもに責任転嫁することも多々あるので、子どもの負担も大きくなりがちです。
一人っ子の一般的なイメージと、自分のリアルな体験の間で苦しんでいるACは多いのではないでしょうか。
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