子どものやる気を引き出すことは難しい
3児の母のSUIかあちゃんです。
同じ親から産まれても、顔はどこか似ていても、3人ともそれぞれ全く違うのが遺伝子の不思議です。
押してダメなら・・・
正直なところ、次男のやる気スイッチが分かりません。
文字が苦手というのは結構厳しいなと感じています。
正確に言うと、苦手意識を持ったことに挑戦させること、が難しいのかもしれません。
失敗を恐れる特性
わが家のアスペルガータイプの長男、高機能自閉タイプの次男に共通する特性でもありますが、2人とも失敗を非常に恐れています。
長男は中学に入学する時点では、だいぶこの特性を理解し共存できるようになってきていましたが、小学校4年生くらいまでは、思うように書けない絵や、間違えてしまったプリントやテストをぐちゃぐちゃに丸めたり、びりびりに破いたりしていました。
次男はそういった表現が外に出ないぶん、これはダメと思ったことは頑なにやりたがりません。
これはこれで非常にやっかいです。
家庭での学び
基本的に家庭は安全基地であることが最優先事項だと思っています。
教育は学校で、家では休息を、病院でも言われていました。
しかし、いずれ普通級に戻らなくてはならない情緒学級の子どもは、最低限の学力が必要だとも思っています。
長男が中学入学と同時に普通級に戻っても、ある程度問題なく過ごせているのは、学力に大きな問題が無かったからだと言っても過言ではないと思います。
勉強が難しいと感じてしまうと、特性上不登校になりやすいからです。
だからといって、家でもっと勉強しなさいという事はないのですが、自分の望む未来に向けて必要な事を学んでほしいとは思っています。
ネットの情報が全てではない
今は便利な世の中で、分からない事はすぐにネットで調べられます。
しかし、多種多様な情報に溢れ、その情報が正しいのか間違っているのか、判断することは簡単ではありません。
特に文字の読み書きが苦手な次男は、文字で書かれた記事よりも、動画からの方が情報を得やすいため、動画の情報を信じてしまいがちです。
情報収集のためにネットを利用することは問題ありませんが、情報の取捨選択の方法を学んでほしいと思っています。
つまり
いわゆる勉強ができれば、ベストなんでしょうけど、そんなに多くは求めていません。
動画見たり、ゲームしたり、アニメ観たり、自由時間は好きに過ごせば良いと思います。
しかし、もうちょっと有意義な時間の過ごし方もできるんじゃないの?とコロナによる長い休校の時にしみじみ思ったのでした。
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